2006-01-01から1年間の記事一覧

気持ちのいい朝

片付けが終わらん終わらんと書いていたら、埼玉から片付け魔がやってきて、怒濤のごとく部屋を奇麗にしていってくれました。去り際の言葉「次はキッチンだな」格好よすぎです。関係者の皆様本当にありがとうございました。気持ちのいい朝です。ブログ書いて…

「LOFT」(黒沢清)

映画作りの楽しさが、映画そのものの楽しさと直結しているということを毎回黒沢は証明しようとする節を見せるが、今回は全編がその証明に費やされていて、圧巻である。楽しい。映画を観てこんなに楽しかったのは久々だが、この楽しさを共有できる人が限定的…

本日の対戦成績

皆さんこんばんわ。再び現場からお伝えします。ご覧ください。相変わらず部屋中にプリントが散乱しております。 本戦は日本時間で本日未明にも一週間ぶりの終息宣言が当局より発表される予定でしたが、本部長が本郷三丁目駅を通りかかったおり、「クラスメー…

まだ掃除の途中

僕が掃除しているあいだにタイがえらいことになってる。あの国の政治も特殊で面白いがそれはまた別話。 昨日は長らく手をつけてなかった写真整理で夜が潰れてしまったが、やはり写真は大事だ。大学二年のときにドイツ人と二人で冬の京都、飛鳥、高野山、熊野…

なんかないかな

僕の口癖。疲れるとつい口走る「なんかないかな。」 どうやら相当飽きっぽいらしく、いつでも何か新しいことを探している「なんかないかな。」 ある人は僕を金満家だとののしるわけだが、これだけいつもなんかないか希求していて、なんかあったときにお金を…

部屋の片付けをしている

部屋の片付けとは、自己の理想と現実がせめぎあう非情な自己批判という名の戦場である。僕は大学生活の6年間で幾度となくこの戦いに挑みそして敗北していったー 旅行は結構したが、旅の終わりに必ず考えるのが部屋の片付けのこと。それは旅で意外にもシンプ…

沖縄礼賛4

今日は 少し 余裕があるんで沖縄のつづきでも そう私は沖縄のひめゆりの塔から行って間もない海岸で、やめとけばいいのにどんどん波打ち際に近づいた。夏の暑い日差しと、睡眠不足にすっかり体力を消耗していた。いい加減帰ろうとしたとき、足元に奇麗な魚が…

太陽 (ソクーロフ)

あの銀座シネパトスが盛況である。ちょっと話題のB級映画を発掘したり、素敵な昭和映画を上映したり、ロマンポルノ映画祭をやったり、うらぶれた感覚がたまらない、映画を観ていたら地下鉄の音が聞こえて来る、マニアむけの銀座シネパトスに、行列ができてい…

なんとなく人生の決まる日

昨日は最後の就職活動が終わって少なくともむこう二年の人生を決めるカードがそろった。あとは順位をつけて提出すれば、全部まとめてどこに就職するか決めてくれるのが、我々医学部生の就職活動の最終。さてランクつけしなければいけないが、いきおい昨日受…

お勉強

また沖縄あとまわし。卒業試験が始まりました。今回の目標は、今の時点で知らない医学知識が多すぎる事に 動揺しないことです。 そうすれば乗り切れるはずだ。多分。 そうそうそれからブログ読者の皆さんから沖縄のこと言ってくれて、有り難いです。ただ、一…

凝り性

ちょっと沖縄今回お休み。気付いていたが、昔から凝り性で、肩もよく凝るが、くだらないことにもよく凝るもので、緻密というか、ただ時間をかけて満足をえるためだけに凝っている非生産的なタイプである。今回はなんと卒業アルバム作成に迂闊にも凝ってしま…

沖縄礼賛3

もう三回目にしていまだカプセルホテルなんかの話で恐縮だが、ここ漫画も充実していた。漫画の並べ方が、ジャンルで並んでいるのがちょっと変わっていた。たとえば「BJによろしく」と「Dr.コトー」と「医龍」が同じ棚というように。そして、なぜか「ヒッチコ…

沖縄礼賛2

フロントにいたのはまた別の男だが、体型も喋り方もそっくりで、私の期待を裏切らない。一泊2800円というのは、ゲストハウスと比べると高いようであるが、駐車場はあるし、朝飯は付くし、漫画は読み放題、DVD見放題、風呂付きとなれば、そこそこなんではない…

沖縄礼賛1

沖縄に行ってきた。四回目となる今回は沖縄の某有名研修病院に就職した先輩と、その奥様に会いに行くことをメインに、さらにはその病院の就職試験で沖縄入りしているクラスメートと合流して那覇で飲むというおまけをつけて、二日間という短期間ながら実に充…

キング・コング!

地元じゃ有名な暴走族T・REXもふるえあがる、大将トレ・コングが「君もセレブになれる」とC調言葉(CはクロロホルムのC)に騙されて上京して、「キング・コング」なんてしこ名までもらっちゃって鳴りもの入りで登場したはいいものの、調子に乗って田舎と同じ…

大いなる幻影(黒沢清)

この映画が楽しめるのは、「映画作るのって楽しそう」という感想を持つ可能性のあるひとだけであって、そういうの映画に求めてない人には決してすすめることができない。特典映像観て「美学校の生徒のために作った」と黒沢監督自身が語っているが、やはりそ…

スマイル

年はとりたくないと思った。ってそういう感想じゃだめ? 昨日の日記は緩い自分に対する正当化以外の何者でもないことに気づいて今日はへこんでしまった。最早自分の書いた日記にすら脅かされる毎日だ。 おととい見たテレビ。笑点の大喜利はトップが変わって…

この偉大なる緩い世界

今日はこれといって何事もなく、たまったメールの返信などして過ごしたためあまりネタがないので、また昨日の話。昨日受けた数多くの面接官の中で一人だけ僕に怒号を発した人がいる。履歴書に「免許取得」と書くべきところ、「免挙所得」と書いていたからだ…

病院受験のはずが「死」を感じた一日

昨日の病院受験はまあまあ軽いジャブ、今日のはちょっとヘビーだった。たくさんのお医者さんと一人一人対面する方式で、十二人くらい。それぞれに同じように病院の志望動機を繰り返し、繰り返ししゃべっているあいだに、はっきりしたのは自分が医師をするに…

明日は試験

写真は昨日の日記に書いたナイアガラ(正式名称ではないかも?うちでは昔からあの渡したロープの端から端へと花火がつたうのをナイアガラって呼んでます。知ったかは我が家の十八番なので、実に怪しい)。まったく解像されずただの光のかたまりになってます…

実家に帰っていた

一週間ばかり実家に帰っていました。以下は忘れないためのメモ、つまらないですが、日記とはつまらないものです。 8/12 某大学病院の説明会に出たあと、スーツのまま新大阪へ。そのまま同窓会会場のなんばへ。なんばも変わった。南街劇場は今やマルイになっ…

サイン

M・ナイト・シャマラン監督の映画は、監督の腕の良さを感じさせる演出と、陳腐な脚本のアンマッチという点で、実にブライアン・デ・パルマと同じ道を行っているように感じます。一見「サイン」は驚くほどに、カール・ドライヤーの「奇跡」を想起させる映画で…

今年はフジに行かない

今年はフジに行かずに家で籠って次のような音楽を聴いていました。これで完全武装だと思うんだけどな。少なくともフジのアーティストが束になってきてもこの人たちなら勝てる気が・・、そんな思いで聴いていました。最近は、単純で格好いい音の連なりが、時…

エスター・カーン めざめの時

初めてアルノー・デプレシャンの映画を観ました。トリュフォー的な、フランス映画的な皮肉と暗さに満ちた前半部分と、カサヴェテスの「オープニング・ナイト」と、ある種のハリウッド的なサクセス・ストーリーにオマージュを捧げたかのような後半部分とがは…

プライスコレクション/若沖と江戸絵画展

「鳥獣花木図屏風」がやばい。やられた。解説に次のようなことが書いてあってうけた。 『本作品が若沖の手によるものか定かではないが、タイルを貼り込んだような「桝目描」という技法は若沖作品にしか見られない。』 つまり、若沖が発明し、誰も継承しなか…

顔だ!

ある若い男の横顔をよく観ていると老婆の顔になる騙し絵は誰しもが観たことがあるだろう。あのときの「顔だ!」と分かる感覚の素早さを想起してほしい。いちいちここに鼻があるだとか、ここに目があるだとか、ここが顎でここが口でとか考えただろうか。もち…

ローズ・イン・タイドランド

タイドランドのローズと訳して、不思議の国のアリスとの相似をなすかに見せかけて宣伝されている、この映画の実際のタイトルは単に「タイドランド」=干潟で、実際のところいつ果てるかわからないような悪夢が輪廻する、途中で席をたちたくなってしまう、い…

無意識の自分に対する期待値

近頃頻繁に見られる医学生の悪い病気は話の折々に「せんせぇ」とつけたがる病だ。これはBSLを通して、医師の世界で、お互いを「せんせい」と呼び合うことを見て知った医学生たちが、本当はまだ「せんせい」と呼ばれる立場でないはずの同級生に対して使う。表…

buccinator muscle

頬筋。起始・上顎骨と下顎骨の歯槽突起の外側縁、翼突下顎縫線。停止・口輪筋に続く。顔面神経頬筋枝支配。 この筋を使うと、上と下の奥歯の方向に向けて、頬とか口とかが吸い寄せられます。別名ムンクの叫び筋(嘘)。これ、何に使うんですか?口に誤っても…

今日のiPodはやばい

久々にツタヤでCD借りました。ゴールデン・サークルのオーネット・コールマンvol.1/オーネット・コールマン ダンシング・イン・ユア・ヘッド/オーネット・コールマン グリニッチ・ヴィレッジのアルバート・アイラー/アルバート・アイラー これにジョン・…