プライスコレクション/若沖と江戸絵画展

eupketcha2006-07-27


「鳥獣花木図屏風」がやばい。やられた。解説に次のようなことが書いてあってうけた。
『本作品が若沖の手によるものか定かではないが、タイルを貼り込んだような「桝目描」という技法は若沖作品にしか見られない。』
つまり、若沖が発明し、誰も継承しなかった。時代を飛ばしすぎていたんですね。色遣いとか、構図とか、とにかくしびれました。若沖の他に、芦雪と其一の作品群など面白くていつの間にか3時間近くかかってました。


若沖のようなエキセントリックを認めた、この懐の広さがプライスが現代につなげる江戸絵画の魅力なんだろうと思います。売店ルービックキューブにして売られているのもうけました。