2016年11月08日のツイート

2014年03月08日のツイート

ヴァージニア

最近ちょっとコッポラを観てみようという気分で「胡蝶の夢」「カンバゼーション」に続いてこちら観ました。面白かったです。コッポラが本気でB級ゴシックホラーを作ったといった解釈です。エドガー・アラン・ポーへのオマージュが主題と思いますので、造詣の浅い私にはやや片手落ちの感想にならざるをえませんが、いずれにせよ最後のシークエンス、エル・ファニングのヴァンパイア、本当に美しく、格好よかった!もうこれがやりたくて作ったとしか僕には思えないですし、僕はあのシークエンスでお腹いっぱいです。ごちそうさまです。

最近何かと話題のブルース・ダーン、こちらでもいい味出してます。それからナレーションがトム・ウェイツでちょっとうけます。ヴァル・キルマー、老けました。

2014年02月08日のツイート

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ

僕は高校の頃、夜に生きたい、しかもそれはナイトクラブに行きたいとか、夜遊びしたいとかいうのではなく、ただ静かで美しい夜に、(家族のしがらみということもなく、)生きたいと思い、夜の町を徘徊すらしたこともあったが、この映画はそんなことを思い出させてくれたものである。夜の撮影は映画の鬼門であり、夜の美しさを映画に焼き付けるのは本当に大変なことだが、ジム・ジャームッシュ監督は見事なまでの撮影でやってのけ、夜に怪しく輝くベニテングダケとか、犬だとか、闇夜に浮かぶデトロイトの街だとかが、実に心地よいテンポで登場してくる。音楽も流石である。そして吸血鬼の伝統へラスト回帰していく点も、吸血鬼映画ファンにもたまらないものとなり、全体として不思議と胸に焼き付く映画であった。
ところで、ティルダ・スウィントンって一体どんだけ僕の見たい映画に出るんだろうかって思う。確か、タルベーラにも出てた。今後もスノーピアサーや、ウェスアンダーソンの新作などでも見かける予定だ。

2014年01月07日のツイート

2014年01月05日のツイート