なんかないかな

僕の口癖。疲れるとつい口走る「なんかないかな。」
どうやら相当飽きっぽいらしく、いつでも何か新しいことを探している「なんかないかな。」


ある人は僕を金満家だとののしるわけだが、これだけいつもなんかないか希求していて、なんかあったときにお金を使わないのはいやなんです。借金してでも「なんか」したいんです。


この三連休は随分久々に喋ったひとたちがたくさんいて面白いし、こういう風に改めて自分を考えてしまう。はじめに喋った人たちはこの「なんか」に懐疑的だった。「医師免許で何が不足だ。」おとついの夜に喋った人はその医師免許にすら懐疑的だ。「結局ね、金融で世界は支配できるんですよ。」そして南米でその「なんか」を見つけてきたばかりの先輩はこういう。「嘘ついちゃだめだよ。」


家は相変わらず荒れ放題のまんまだ。しかし私は今回こそはやりとげたい。そして学生生活最後の仕事を始めたいのだ。ま、それもそれを覆い尽くす「なんか」が突然現れれば別であるが。なんかないかな