まだ掃除の途中

僕が掃除しているあいだにタイがえらいことになってる。あの国の政治も特殊で面白いがそれはまた別話。

昨日は長らく手をつけてなかった写真整理で夜が潰れてしまったが、やはり写真は大事だ。大学二年のときにドイツ人と二人で冬の京都、飛鳥、高野山、熊野を巡った旅の写真が見つかる。思えば僕のコンセプト旅行のはじめだった。五條で柿の葉寿司を食い、熊野へ行ってその柿の葉寿司の原型であるなれずしを食べた。そしてそのなれずしを三十年おいたものという珍品まで食べる事が出来た。もうご飯と魚が一体になってヨーグルトみたいになっていて、しびれる様な味がした。

テレビをつけると「結婚できない男」。はずかしながら久々に全話みてしまった。動きとか、女心のわからないっぷりとかは、いつ僕のこと調べたんだろうという感じだ。最終的に男はモテモテで、それに気付かないのが問題だったようで、そこらへんはモテない僕と根本的に病理が違うらしい。このドラマで結婚できないのは「女医」である。こっちはうちの姉みたいだ。

そんな子供二人が出ている様なドラマをうちの母親が嬉々としてみているのがまたおもしろいところである。昨日のドラマが始まる直前に急に思い出したように電話をかけてきて、「生野菜食べなさいよ」とだけ言った。一方、女心が僕にましてわからないように思えるうちの父親が、あのドラマの男がなんでもてるかわからん、と憤慨しているのもまたおもしろい。貴方が言えた義理ですか、と思わずつっこみそうになる。どうやら僕や姉が似ているということをどうしても認めたくないらしい。

ところで姉が最近mixi始めたらしいけど、見てますか。すごくやりにくいので、一刻も早くこのブログのことは忘れてくださいね。