もがりのもり

河瀬直美監督。2007年日=仏
 忙しいとどうしても映画選べなくて、やっぱ話題性重視の映画選択になってしまいますね。こういう構図の定まらない映画が最近はもてはやされすぎでいる気がするんだけども、そういうのは古臭い映画ファンのやっかみととられてしまうのでしょうか。結構撮影頑張っているなと思わせるシーンもあるんだけど、色んな意味で「痛い」なと思うところが多々あるんですが、そういうのは翻訳ではマイルドになるのかもしれない。カンヌって何なんだろうかと改めて考えさせる一本。でも奈良県出身としては、総理大臣はいないけれど、カンヌでグランプリとった人がいるというのは、結構いいかもと少し思った。