シベリア寒気団の強襲を受け、わずか一日で平均気温半減するという事態に陥った先週後半くらいの異常気象のあおりをまともに受け、見事に感冒症状が出現した。いつもそうなんだけど、風邪をひいたら、咳が止まらなくなる。風邪が治癒しても咳が止まらなくて1ヶ月くらいゴホゴホとやっている。結核じゃないのとか周囲から白い目で見られるが、ただただ咳が出るだけで熱もなくて、重篤な病気な感じがしないから、どうしようもなくて出勤している。いっそのこと結核ということにして半年くらい休んでやろうか何て思うけど、そんなことチキンな僕に出来るわけがない。
しょうがないから咳止めでも飲むと、これが効き過ぎて泥のように眠くなる。しかも、仕事上難しい問題に出くわせば出くわすほど、何だか眠くなる。個室で仕事しているわけではないので、周りから眠っているのがよくわかるから恥ずかしい。はっと目を覚ますたびに、いやこれは違うんだ、薬のせいなんだ!と声を大にして訴えたくなるが、みんな仕事をしているわけで、そんなこと声に出すわけにもいかず、ちょっと申し訳なさそうな顔だけしてみる。そんな自分が自分で恥ずかしくなって、またデスクトップに向かうと、難問は難問のままそこにあるわけで、どうしようかと考え始めると眠くなっているわけである。
思えば咳止め飲んでいるときに限らず、考え事していてもよくわからないなあという感じになると突如として眠くなる。あと、本を読み始めた1ページ目とかもよくわからないなあ何が言いたいんだこの本はっていうところで眠くなる。本当に考え事とか本読むのとか向いてないんじゃないか、進むべき道を間違えたんじゃないかと思って絶望するが、分かってくると急に覚醒してきてノリノリになるのでやっぱ考えるのいいわとか思ってしまう。気まぐれな脳だ。
何かこう、パソコンみたいだね。脳って。フリーズすると、つい再起動したくなるっていう。最近すぐフリーズするんだよね、うちのパソコン。そろそろメモリ増設した方がええんちゃうか。OSはちゃんとアップデートしてんのか。いっそのこと、新しいのに・・・