GWがもう終わってしまう!

GWの日記というかメモ

GWの大半は部屋の掃除に費やしているのにも関わらず、部屋は相変わらず片付かない。終わらせるには次の原則を徹底させるべきだろう。

(たとえ客観的に利用価値があるものでも、今使い道がないなら 捨ててしまえ)
(あらゆる新しく手に入れたものは、手に入れたときに、いつ捨てるか決めろ)
(多くの思い出は捨ててしまえば忘れる。それでも覚えているものは捨ててしまっても、覚えているんだから問題ない)
先日ワイドショーでごみ屋敷を観た。裏のがけにものがあふれ出して落ちて行き、がけ下の住民をおびやかす。家主は平然と、「これ売り物なんですよ」って。ちょっと吐き気がした。原則を徹底させねば。

医龍」面白いなぁ。

いや面白いよ。これにせよ、ミステリ大賞にしろ、バチスタはプロジェクトXが流行らしてから、また第二次ブームが来てるね。昨日の放映では坂口憲二が、なぜか上半身裸で、なぜか屋上でバチスタイメージトレーニングをしている。火事でも起っているのか、彼の熱い意志がなせる技か、彼の周囲にはもくもく煙が立ち上がっている!そして自信喪失していた小池徹平の方をふと振り向くと彼は言った。「このチームにはお前が必要だ。」くー(悪徳教授、岸部一徳も最高です。まじうける)

姉歯事件」も相変わらず面白いね。

前誰かにも言ったくだらない話。姉歯ってバットマンの悪役みたいじゃない?妻の病気がもとで生活苦に陥った元善良な市民・建築士アネハは、悪に手を染めてしまう!必殺「タイシンギソウ」!秘技「メイギガシ」!そんな中、彼の努力の甲斐もむなしく、妻は自殺!開き直るアネハは、その変装をとき(カツラをとり)、怪人アネハとなってその全貌をあらわし、自らを悪に追いやったものたちに制裁をくだす!みたいな

加藤泰の映画観たり(「炎のごとく」「怪談お岩の亡霊」)、「おらんだ正月」とか読んだりして江戸時代が少々マイブーム。

明治から富国強兵、大戦、高度経済成長といった時期を乗り越えてやっと日本は江戸以来の太平な時代に戻ってきたのではないかという気がする。江戸期人々が何を考えていたか考えるのはそれなりに現代に還元できるのではないか。江戸に限らず、日本史、特に時代劇のネタになるような時代ならなんでもござれって感じのわっきー先輩に久々にお会いして、大都市江戸について色々面白い話を聞いた。大変な自警都市だった江戸は、今より治安が良かったらしい。街街には木戸があって、木戸番は住民の交代制。交代で自警することでコミュニティに治安に対する連帯意識が生まれ、それ自体が犯罪の抑止力になっていたんだって。(体験しなければ分からないものもある)その他、民事も刑事も北町南町奉行所の二箇所でまわしていたから、過労死する奉行がいたらしいとか、江戸のホラークイーンお岩を作り上げた鶴屋南北のあっぱれ興行師根性とか、勉強になりました。

ものごとにはAという見方と、そのアンチテーゼとしてのA'という見方の2つがあって大抵の人はどちらかに偏るが、大体A+A'はまったくのゼロということではないことが多く、大体A+A'/2あたりが真実なんではないだろうか。

社会に出るまであと十一ヶ月。最後の?ゆったりとしたGWがこうして暮れてゆくのだった。