2006-12-31から1日間の記事一覧

インテリア

やはりウディ・アレン監督。最初の静かな、珍しく沈黙の多いシークエンスがすごくよかった。この人は意外に沈黙したショットだけでもストーリーを見せる才能もあったのかと思ったが、結局そこからいつものお喋りになってしまうのは残念。しかし本人が出てこ…

アニー・ホール

「マッチ・ポイント」観に行こうと思って予習で観たのに、結局「マッチ・ポイント」観られなかった。ウディ・アレン監督のかなり私的でナルシスティックな映画。あまりナルシスティックでセンチメンタルなものでいけすかないのだが、どうもこの人の才能は、…

死刑台のエレベーター

ルイ・マル監督。マイルス・デイビスmeets映画という文脈でのみ語られてきた映画で、なんでだろうと思っていたが、観てちょっと判った気がする。キーとなる主人公二人の愛がこう、あまりにも説得力のない台詞と映像で、観てて恥ずかしかった。それからミステ…

欲望

やはりアントニオーニ監督。なぜに欲望なのか、邦題がいまいち気にくわないが、今まで見てきたアントニオーニの中では一番個人的つぼだった。作風が違うというよりこの人のちょっとひねくれた構図の取り方は、イタリアよりもイギリスが似合っていたのではな…

歳末大処分祭2

もう書かないと偉そうなこと言って書きます第二弾。 第一弾も見てね。 http://d.hatena.ne.jp/eupketcha/20061230