戦火の馬

今日は馬事公苑まで行ったのに馬に会えなかったのですが「戦火の馬」は見てきました。動物モノってだけでまたか的な高いハードルがある上に、予告編とタイトルでおおよそ想像できるストーリーでありながら、涙腺緩んでしまうっていうのはやっぱ演出凄いってことだよね。別監督説すらある「インディジョーンズ クリスタルスカルの王国」、「タンタンの冒険」はどうしたのって感じでしたが、「宇宙戦争」「ミュンヘン」以来のスピルバーグが漸く帰ってきたという感じがしました。個人的にツボだったのは、もともとかなりこだわっていたと思われる光の入り方がさらにグレードアップしていて、白黒映画しか到達できなかったような美しさに達しているかに思われたという点でしょうか。そして、最後の夕焼けのどうしようもないくらいの赤。あれはずるい。