映画で人を殺す


というわけで夏休みに入り、ぐだーと映画見てます。(ごめん嘘です。一応勉強もしてます。)
四谷怪談見たあとに、マイミクの桧枝岐さんにばったり遭遇し、久々にお話して、殺人のシーンをどう撮るかという話で盛り上がり、周囲のお客さんからいい感じの距離感を作り出しました。不謹慎ながら、そういうの考えるの大好きです。というか中途半端な殺し方をすることこそが不謹慎で、やはり軽々しくあってはいけないと思うんですよね。特に物語りがうまくいくように人が死ぬなんて全く不謹慎極まりない、むしろ人が死んだらストーリーはガタガタ崩れて、どう修復するんだこれと観客が心配するところまでいかないと人を殺してはいけないとまで思います。それくらいの覚悟がないと。


まあそんな熱い議論をかわしたわけではないですが、色々と考えさせられました。でも楽しかったです。やはり映画の真実を考えるのは科学の法則について考えるのと割と近い発見に満ちた愉しみがあるなと思い直しました。医師になってもこの愉しみくらいは忘れたくないものです。そして、やっぱ法医が向いているんだろうか・・


写真は桧枝岐さんの通う学校にお邪魔したときのです。黒沢清の授業なんていいな。LOFT今から楽しみで仕方ありません